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アレルギー対策
金属アレルギーは基本的には治らないと言われています。
一度アレルギーを起こしてしまったら、一生付き合っていかなくてはいけないようです。
お気に入りのアクセサリーであっても1度アレルギーを起こしてしまったら、
そのアクセサリーは二度とつけないようにして下さいね。
私は昔それを何度かやってしまって、首回りに跡がボツボツ残ってしまっています^^;
そんな悲しい事にならない為に、アレルギーを起こさない為にはどうしたらいいのか、
また、どんな製品に気をつければいいのでしょうか。
金属アレルギーとは?
金属のアクセサリーを身につけた時に、かゆみ、かぶれ等の症状が出る事。
金属は肌に触れさせていると、汗の塩分などによってわずかに溶け出します。
それが体内に入り込み、次に同じ金属が接触すると拒絶反応が引き起こされるそうです。
アクセサリー以外にも、歯の治療に使う金属や小銭等によっても引き起こされます。
アレルギーになりやすい金属
アレルギーを起こしやすいと言われる順番に、左から並べて見ました。
ニッケル > 亜鉛・銅 > 銀 > 金・プラチナ > チタン
1番は『ニッケル』という銀色の素材。
日常的に幅広く使用されていて、50円玉や100円玉にも含まれています。
シルバーやホワイトゴールドにかけられるメッキの下地に使われている事もあるので、要注意な金属です。
医療機関でアレルギーテストを受けると、どの金属が原因になっているのか突き止めることができます。
アレルギーを起こさない為に
- 汗をかくときはアクセサリーを着けない。
夏場、お風呂、運動する時などは、極力はずすことをお勧めします。
- 安価なアクセサリーや、メッキ製品は避ける。
メッキの下地にはニッケルが使われている場合が多いです。
どうしてもつけたい時は、ニッケルフリーかどうかを確認した方がいいですよ - ピアスをあけたばかりの時は、アレルギーを起こしにくい素材をつける。
まだホールができていないため、非常にアレルギーになりやすい状態です。
もともとアレルギーがなかった人も、こういった事が原因で、
いつしか金属アレルギーになってしまうことがあります。。。
仕事で常に小銭を触る人はそれが原因になったり、銀歯が原因になるなんてことも!
ピアスを選ぶ時に注意する事
![チタンと樹脂](../images/guide/allergy_titan.jpg)
『素材はチタンや18金』
アレルギーを起こしにくい、チタンや18金がオススメ。
樹脂タイプもOKですが、雑菌が繁殖しやすのでこまめに洗って清潔に保ちましょう。
![スタッドピアス](../images/guide/allergy_stud.jpg)
『ポストピアスは避ける』
皮膚を圧迫されかぶれやすいです。
着けるのであれば、ポストは長めのものを選び、キャッチと耳たぶの間にゆとりを持たせましょう。
![チェーンピアス](../images/guide/allergy_chain.jpg)
『チェーンピアスは避ける』
チェーンを耳たぶに通す時に、ピアスホールが傷付くことがあり、炎症をおこす原因になることがあります。
以上に注意すると、ピアスは快適につけられるんじゃないかな、と思います。
私は「フックタイプ」や「フープピアス」だと、かぶれにくいのでよく着けます。
また、ピアスをつける前に、金具部分を洗ったり消毒するとずいぶん違うこともあります。
自分のピアスホールよりもポストが太いピアスを使うのも避けた方がいいと思います。
これが原因で炎症を起こしているのをよく耳にします。
(入れる時にきついと感じる太さは危ないですよ!)
『ピアスコート』
こんな便利なグッズもあります。
マニキュア感覚でお手持ちのピアスなどに塗って使うと、なんとアレルギーを予防できちゃいます。
「アレルギーが出るけど、どうしても使いたい、、、」
なんて場合にお使いください。
amazonなどで購入できると思います。
※毎日使用する場合は、一週間に一回程度塗り直して下さい。
※透明マニキュアでも代用できます。
ホワイトゴールドはご購入前によく検討を!
K18やK10のホワイトゴールドって、実は仕上げにメッキをかけているってご存じでした??
私はジュエリーの学校に行くまで全く知りませんでした。
ホワイトゴールド自体の色は、うすーく黄ばんだホワイトという印象です。
そのため、ほぼ全ての商品に、銀色の「ロジウムメッキ」がかけられています。
(最近はメッキをかけていないものも時々ありますが、滅多に見ません。)
ロジウムメッキは、綺麗な光沢を出すために、下地にニッケルが使われている場合があります。
ニッケルはアレルギーを起こしやすい金属No.1ですので、
お肌の弱い方はご購入前にニッケルフリーかどうかを確認した方がいいと思います。
(シルバーもロジウムメッキがかかっている事が多いですし、プラチナも会社によってはメッキされています。)
また、ホワイトゴールド本来の色は黄ばんでいるので、
悲しい事に、使っているうちにメッキがはがれて黄色くなってしまうのです;;
元通りにするには再メッキが必要で、数年に1度はメンテナンスが必要になります。
購入前にはよくご検討されることをお勧めいたします^^